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2014.11.27
逢隈橋上部工の架設開始/国内最大規模の直吊り工法

現橋の老朽化と、幅員が狭く大型車のすれ違いが不可能なことから、橋梁の架け替えと前後の道路改良を行う。上部工形式は、霊山松川線の現道を跨ぐ部分約31㍍が鋼単純鈑桁、阿武隈川渡河部は地形等を考慮しアーチタイプを採用した。工区全体延長は900㍍、車道幅員6・5㍍、全幅10・5㍍。新橋梁は下流側に163・2㍍で整備する。
ケーブルクレーン直吊り工法による施工は、高さ49・6㍍、支間長228・2㍍の鉄塔2基を設置し、補剛桁、垂直材、アーチリブ等の順に架設する。補剛桁は両端のブロックを据え付け後、2日で3ブロック程度の架設を予定。両側から架設し、中央で閉合する。アーチ部の鋼重は約1000㌧。桁部分は12月上旬、アーチリブは12月内に閉合する予定。前後の取付道路と合わせて27年度内供用を目指す。
施工は横河・三井造船鉄鋼・東開特定JV。横河ブリッジと東開工業が製作、三井造船鉄鋼エンジニアリングが架設を行う。
21日、日本橋梁建設土木施工管理技士会教育安全委員会(駒井寛委員長)が現場見学会を開いた。同委員会は毎年、現場見学会を開いており、今回は全国的にも施工例の少ない直吊り工法を大規模に行っている同現場を、委員長をはじめ29人が訪れた。
同現場の情報はJVがホームページhttp://www.oukumabashi.com/からも発信しており、ライブカメラでは現場からのリアルタイムの映像を見ることができる。
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