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2025.05.16

外国人雇用へ制度説明会/県建産連

県建設産業団体連合会(県建産連、長谷川浩一会長)は13日、福島市の県建設センターで外国人技能実習生受入制度説明会‌を開いた。技能実習生受入監理団体の協同組合ユウアンドアイ、多くの実習生を受け入れている岩手マイタックとの共催で、構成団体から40人が受講した。
鈴木武男県建産連副会長が「少子化の影響で建設業界の担い手不足がまずます深刻となり、外国人技術・技能者のニーズが高まると予想される。採用を不安視する声も聞くが、技能実習生受け入れの取り組みを聞いて参考としてほしい」とあいさつ。橋本正彦岩手マイタック代表取締役社長は外国人雇用のポイントに文化、習慣等への理解やコミュニケーションを挙げた。
協同組合ユウアンドアイの山澤秀夫岩手事業部統括部長が技能実習制度や新たに導入される育成就労制度の概要、特定技能の課題などを説明した。技能移転による国際貢献を目的としていた現行の技能実習制度と異なり、育成就労制度は労働者としての受け入れを明確にし、特定技能への移行を前提としている。一定の要件を満たせば会社等の転籍が可能となるほか、特定技能資格を取得するには日本語能力がより求められるという。
岩手マイタックが宮城県大郷町で運営する建設業に特化した外国人研修施設「東北国際教育センター・シエット」の玉腰辰己センター長が研修内容などを紹介した。


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