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2014.06.17
40周年祝い功労者表彰/県浄化槽協会記念式典・総会/合併処理槽への転換促進

来賓、会員合わせて80人が出席した。大河原会長は、県内の浄化槽設置基数27万基のうち62%を単独処理浄化槽が占める現状を踏まえ「単独処理浄化槽の合併処理浄化槽への転換がわれわれの大きな目標となる。会員一同協力し、県内の水環境改善と汚水処理技術向上に寄与していきたい」と述べ、実現に向けて協力を呼びかけた。
来賓の大島幸一県生活環境部次長、伊藤英紀全国浄化槽団体連合会専務理事らが祝辞を述べ、協会のさらなる発展に期待を寄せた。スライドで協会のあゆみを振り返った。
40周年記念功労者として菅野勝之前会長、根本茂元副会長、大和田茂元副会長、佐藤博前副会長を表彰。大河原会長に国土交通大臣表彰(建設事業関係功労者)と全国浄化槽団体連合会長顕彰状、佐藤前副会長に環境大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長表彰を伝達し、業界功労で渡辺忠行いわき支部副支部長、渕上純一同幹事、職員功労(永年勤続)で佐藤光典、佐久間俊也両氏を表彰した。
式典に先立ち、とうほう地域総合研究所の若狭新一郎事務局長が「最近の経済情勢から~何が起こっているのか、これからどうなるのか」と題して記念講演した。
今年度事業計画は①浄化槽法に基づく検査事業②県浄化槽生涯保証に関するシステムに関する事業③浄化槽に関する普及啓発・水環境保全事業―など。適正な維持管理体制を確保するため、一括契約(保守点検・清掃・法定検査)の実施拡大を図り、特に猪苗代湖周辺地域では、条例で義務付けられている窒素・リン同時除去型高度処理浄化槽の設置を促進する。
また、原発事故からの帰還区域での合併処理浄化槽への転換促進に向けて住民へのPRを強化するほか、震災・原発事故に対する全国からの支援への感謝を伝え復興状況を広く発信するため、27年度開催の第29回全国浄化槽技術研究集会の招致活動を展開する。
式典の席上、記念事業の一環で一般公募した協会章デザインを披露した。
25年度の公益法人移行と設立40周年を記念して定めた。プロ・アマ問わずデザインを募ったところ、全国から218点の応募があり、理事会で審査した結果、最優秀賞に鴨下政宏さん(愛知県)のデザインを選んだ。
鴨下さんの作品は、県の鳥であるキビタキをモチーフに、青色と黄色を組み合わせたデザイン。キビタキの鳴き声のように本県の水環境や自然環境もきれいで美しくありたい、という願いが込めてあり、キビタキの背と羽の部分の青色は「豊かな水」と福島の頭文字である「F」を表した。
主に印刷物に使用するほか、バッジを製作し希望者に販売する。
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