福島建設工業新聞社

県測量設計業協会県中支部(鹿野誠支部長)は29日、支部設立30周年の記念事業で郡山市の開成山公園内に「標高碑」を設置し、同市に寄贈した。
同支部が地域に寄贈する標高碑は、昨年の福島空港に続く2基目。
今回の設置場所は、同市が、ふるさと創生事業で建設した「開拓者の群像」モニュメント南西側の植樹帯で、開成山大神宮へのルートに直結するところ。標高は246・6㍍、東経140度21分17秒、北緯37度23分53秒。
あいさつした鹿野支部長は「30年前の今日、県測量設計業協会の県南方部から県中方部が分離した」と述べ、県中支部発展に尽くした先輩たちに感謝した。
佐久間政彦郡山市道路維持課長は「測量はあらゆる事業の基盤であり、標高碑が安積開拓の精神を示す場所に設置されたことに意味がある」と述べた。