福島建設工業新聞社

千葉・幕張メッセなどで開かれる第51回技能五輪全国大会に出場する本県選手団の結団式が7日、福島市の杉妻会館で行われた。本県からは建築大工、冷凍空調技術など6職種に10人が出場。全国から集う青年技術者と、技能レベル日本一をかけて腕を競い合う。
結団式で福井邦顯県職業能力開発協会長は「選び抜かれた青年技能者が技を競う歴史と伝統ある大会。本県代表としての自覚と誇りを持って競技に臨み、同じ道を歩む者同士、交流を深め、自己啓発につなげてほしい」とあいさつ。来賓の内堀雅雄副知事が「本県復興には、地域の産業を支える高度な技術を持った人材の育成が不可欠だ。鍛錬の成果を発揮し、輝かしい成績を収められるよう期待する」と選手を激励した。
内堀副知事から選手団長の古溝忠一県職業能力開発協会副会長に県旗、福井会長から選手代表の冷凍空調技術職種・佐藤雅人選手(県立テクノアカデミー会津)にメダルが授与された→=写真←。
大会は厚生労働省、中央職業能力開発協会の主催で、22日から25日まで開く。各都道府県から選抜された1100人超の選手が、40競技で腕を競い合う。第34回アビリンピック(全国障害者技能競技大会)と同時開催。
佐藤さん以外の本県出場選手(関係抜粋)は次の通り。
▽建築大工=菅野貴司、桑原陵(増子建築工業)▽冷凍空調技術=湯田嵐(県立テクノアカデミー会津)