福島建設工業新聞社

郡山市は15日、郡山高等職業能力開発校建築塗装科の訓練生らが実施した公共施設への塗装奉仕活動に対して感謝状を贈った。
市役所で行われた贈呈式には大橋弘信同校校長、大桃勝治郡山塗装業訓練事業組合長、渡邊文夫同校建築塗装科長、また訓練生を代表して粂拓磨さん、吉田一平さんが出席し、原正夫市長が粂さんに感謝状を手渡した。渡邊科長が作業内容について、東屋の高圧水による洗浄やサビ止めなどの下地塗装を行うなど、公共仕様にのっとった作業を行ったことを報告した。
同校では毎年、技能向上と奉仕精神の醸成などの目的を兼ねて公共施設等の塗装奉仕活動を行っている。今年度は訓練生11人と指導員らが、田村町の東山霊園で東屋2カ所の塗装を行うなど環境美化に取り組み、併せて塗料等材料代13万5790円相当を寄付した。

感謝状を受ける(左から)渡邊科長、吉田さん、大橋校長、原市長、粂さん、大桃組合長