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2012.12.05
尚志高校増築現場をパトロール/県鉄筋業協組と郡山鉄筋業協

学校法人尚志学園(望木昌彦理事長)が運営する尚志高校校舎増築の状況を確認し、施工上の注意点などをチェックした。
同校は、既存校舎と屋内運動場の間のスペースに新校舎を建設しており、震災などの影響で建築確認許可が1カ月以上遅れたため、25年3月末の完まで約7カ月の突貫工事となった。4月9日には新たな校舎で授業が始まるなど、緊張感が張り詰めた現場ながらも安全管理にも力を入れている。
新築中の校舎は、杭基礎のRC造一部S造で、地階部分を含め地上5階建て+ペントハウス(5階部分は2層構造)延べ4463・12m2で、既設部分と合わせると1万9215・9m2となる。
外壁はタイル張りで、1階に生徒ホール、2~4階に図書館、普通教室12室を設け、5階には階段教室を整備する。設計・監理は共立建築設計事務所、施工は佐藤工業(福島)。
現在、3階の躯体を施工中のほか、2階は型枠を解体し、サッシの取り付けを開始。1階は配管、補修・サッシ取付の段階となっている。郡協鉄筋工業、田村工務店、原左官工業所、三瓶重機建設、サンレック、セコム、中野電工らが協力施工。
約50人が作業しており、11月末で進捗率は約35%。山間部などから吹き降ろす強風の現場でもあり、風速計で確認し、10mを超える場合は作業を中断する。
現場代理人の高梁宏幸佐藤工業建築本部建築部係長は、約2週間をかけて階を上げているペースを述べ、現場は工期遵守に向け張り詰めた状況を説明。安全に十分配慮しながら、工程の短縮に知恵を出し合い、作業に取り組んでいるとした。
矢野目理事長らは、コンクリートを打設する直前の3階床部分を視察した。作業時間を短縮するため、工場で組み上げた鉄筋を現場に運び込んで設置する先組工法の状況を再確認し、担当者の説明を聞いた。
状況を確認する組合員ら
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