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2012.10.29
地球温暖化防止へフロンシンポ2012/県フロン回収事業協会

耐震施工技術と保守管理、漏洩防止点検の情報や省エネ機器の紹介・選定に関するシンポジウムで、フロンに携わるすべての業界・一般県民に東日本大震災におけるフロン漏洩の現状やフロン回収の重要性を理解してもらい、協力体制の確立につなげようと企画し、開催した。
会員や建設関連業界などから約80人が参加。志賀会長が「西薗先生をはじめ講義をいただき、パネルディスカッションでは機器のオーナー様にもご臨席を賜り、フロンへの考えをお聞きし、地球を守るのは私たちだという認識を高め、安心して住める地球を取り戻す術を、シンポジウムを契機に考えてほしい」とあいさつ。大友宏県生活環境部水・大気環境課主幹、鳥波益男日本フロン回収事業協議会代表理事が祝辞を述べ、伊藤紘一県フロン回収事業協会代表理事副会長が本県のフロン類回収対策の取り組みなどを紹介した。
シンポジウムは3部構成で行い、第1部では、NPO法人ストップ・フロン全国連絡会代表の西薗大実群馬大学教育学部教授が「地球環境問題の最新状況と冷媒フロン対策」と題して基調講演した。
第2部は西薗教授をコーディネーターに、フロン漏洩対策についてパネリスト3氏を交えてパネルディスカッションを行った。パネリストは冷凍空調機器のオーナーである蛭田正寿ホテル松多屋社長、田中徹ホテルニューパレス社長、機器の設置・保守点検を行う石井実業の石井渉社長が務め、フロン類の漏洩、保守点検に関する認識の差、地球環境問題などについて率直に意見を交わした。
第3部では、松瀬達也ダイキン工業空調営業本部カスタマーズサポートセンターグループ長が、冷凍空調機器の省エネと新フロンの動向、次世代冷媒R32の特性などについて説明した。
あいさつする志賀会長
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