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2014.12.25

奥会津の振興と飛躍に期待/国道252号・滝バイパスが開通

国道252号・滝バイパスの開通式典が20日、金山町滝沢地内の現地で行われた。関係者がテープカットや通り初めをして供用開始を祝った。
式典には岩城光英、増子輝彦両参議院議員、杉山純一、星公正両県議会議員、原田吉信東北地方整備局郡山国道事務所長ら来賓、工事関係者ら約70人が出席した。
初めに交通安全祈願祭を行い、村田文雄副知事、長谷川盛雄金山町長、目黒吉久只見町長、工事施工者を代表して佐久間源一郎佐久間建設工業社長らが玉ぐしをささげて交通の安全を祈った。
式典では、村田副知事が「信頼の高い道路ネットワークが必要。これからも復興を支える社会基盤整備に全力で取り組んでいく」と式辞を述べ、長谷川、目黒両町長が「奥会津の振興と飛躍が期待できる」とあいさつした。岩城、増子両参議院議員らが祝辞を述べ、杉明彦会津若松建設事務所長が工事経過を報告した。村田副知事、金山町と只見町の児童代表らが滝トンネル只見町坑口付近でテープカットし開通を祝った。
バイパスは、滝ダム前後区間の幅員狭小区間の解消と老朽化したスノーシェッドなどの回避を目的に、17年度に事業着手した。総事業費に約27億円を投じて、滝トンネル(延長751㍍)、滝スノーシェッド(50㍍)を含む全体延長850㍍、幅員6(8)㍍の現道西側を直進するバイパス道路を整備した。
27年3月工期を大幅に短縮し、住民待望の年内開通を実現した。


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