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2025.05.07

F-REI敷地造成工事起工で安全祈願

創造的復興の中核拠点として国が浪江町に整備する福島国際研究教育機構(F-REI)の起工式が4月26日行われた。関係者ら約60人が出席。伊藤忠彦復興大臣、山崎光悦同機構理事長、内堀知事、関係市町村長らがクワ入れし、工事の安全を祈願した。
伊藤大臣が「浪江の風土と景観になじんだ、復興の中核拠点にふさわしい施設としたい」とあいさつ。山崎理事長は「一日も早い完成に向け協力していく。新たな施設で研究できることを待ち望んでいる」と述べた。内堀知事は「福島の復興創成につながるよう、県としても整備に協力していく」と祝辞を寄せた。
研究施設の面積は約16.9ha。連携・交流ゾーン(本部施設ほか)、研究支援ゾーン(短期宿泊施設)、研究施設ゾーン1(研究実験施設)、研究施設ゾーン2(固有実験施設)の整備を進め、復興庁設置期限内の全面供用を目指す。
施設群は総延べ11万㎡超。本部施設など主要施設の設計は日建設計・日本設計・パシフィックコンサルタンツ設計共同体で進んでいる。このほか今年度、固有実験施設の設計者選定手続きを行う予定。


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