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2023.10.30

本県で初開催、電気工事業全国大会

全日本電気工事業工業組合連合会(全日電工連、米沢寛会長)は25、26日、第35回電気工事業全国大会(東北・福島大会)を福島市のふくしん夢の音楽堂とJRA福島競馬場で開き、全国の電気工事工業組合員約1600人が一堂に会した。東北ブロックでの開催は2009年度の第26回新潟大会以来で、本県では初。主管は東北七県電気工事組合連合会、企画・運営は県電気工事工業組合。
組合員の一致結束、業界認知度向上、組合員事業発展に資する情報提供を目的に、1983年度から全国10ブロックの持ち回りで開いている。
26日にはふくしん夢の音楽堂で大会式典を行った。日本がこれまで体験したことがない人口減少社会に直面していることを踏まえ、米沢会長が「人材確保について総合的な対応が求められており、2024年度からの時間外労働の罰則付き上限規制適用など時代の変化を捉えた適格な組合運営が求められている。時代の転換点を乗り越えるために組合員に必要とされる事業を展開する」とあいさつ。平野喜嗣東北七県電気工事組合連合会理事長が開会を宣言した。
安田耕一全日電工連副会長が高度技術者育成、デジタル技術を活用した次代の担い手が働きたいと思える業界づくり、スピード感を持った各種事業の具現化を趣旨とする大会決議を読み上げ、全日電工連の総意として採択した。


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