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2024.04.26

県建産連主催で新規入職者合同研修会‌

県建設産業団体連合会(建産連、長谷川浩一会長)は23、24日、郡山市のビッグパレットふくしまで今年度建設業新規入職者合同研修会‌を開いた。加盟団体の会員企業28社から49人が参加し、社会人としての心構え、基本的ビジネスマナーなどを学んだ。
企業の新人教育に掛かる負担軽減や人材育成・定着の促進などを目的に2018年度から開いている。職種を問わず同世代の技術・技能者等が集まり交流することで、仕事に対する不安の解消にもつなげる。開講式で高畠亮県建産連常務理事兼事務局長が「入社から一月足らずで報告、連絡、相談の重要性を理解する頃。知識を蓄え、知恵に変えていく努力は自分自身にしかできない。2日間を大事に励んでほしい」とあいさつした。
全国建設産業教育訓練協会富士教育訓練センターの加賀美武氏、花輪孝樹氏が講師を務めた。加賀美氏は「建設業の技術・技能以前に大事な社会人としての心構え、会社の看板を背負うことの重みを学んでほしい」と前置きし、礼儀と節度など社会的ルール・マナーの重要性を説明するとともに、整理整頓やハンドポケット・靴の踵踏み厳禁など、基本行動の習慣化と建設現場での不安全行動との関係などを解説した。
①仕事の基本と心構え②あいさつの実践と社会人としてのマナー③電話対応、敬語、文書作成の基本④建設業と労働安全衛生-の講義のほか、プロ意識の確立、実践話法、スピーチなどを演習した。


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