福島建設工業新聞社

県警備業協会しゃくなげ青年部会(鹿島光太郎部会長)は25日、福島市の県青少年会館で「セキュリティ・ジョブ・フェア2023」‌を開いた。
2016年度の同協会設立30周年を契機に毎年開いており、19年度以降はハローワーク福島との共催。求職者が警備事業者と直接対談することで、業務のやりがいや魅力を発信し入職促進につなげる。年々フェアを通じ入職者が増えており、今回は求職者21人が参加した。
前田泰彦同協会長が「警備業はマラソン、花火大会などのイベントや災害時など多様なニーズがあるエッセンシャルワーカー。仕事の内容を理解し入職につながれば幸い」とあいさつ。菅野幸成ハローワーク福島所長が「新型コロナウイルス感染症が第5類となったことで雇用情勢は活発化している。フェアが警備業の社会的役割を知り、職業選択の一助となれば」と述べた。
求人事業所として会員の光警備保障、エス・ジー・プロ、キョウワセキュリオン、トスネット南東北、サンビルド、ミライズ、シムックス第七支社の7社が参加し、各採用担当者が参加者に業務内容や資格取得支援などの社内制度を説明。希望者に対してはその場で面談も行った。