福島建設工業新聞社

日本WOOD.ALC協会員の県郡山地区木材木工工業団地協同組合(水沼ひさ子代表)は28日、郡山市内でWOOD.ALC講習会(実務者実践講習)を開いた。県内外の協会員ら約30人が参加し、設計や加工技術について学んだ。
午前中はホテルバーデンで座学講習を行った。同協会事務局の松浦薫協和木材商品開発部長が講習会の趣旨を説明し、実際の施工現場映像を基に講話した。ソフトウェア開発・販売のネットイーグル(本社=福岡市)は、同社のCADソフト「XF15」を使ったモデリングの実例を紹介した。
午後からは、郡山地区木材木工工業団地内のプレカットミルズ匠`sで、加工現場実践視察講習を行った。工房で加工やサンダー掛け、木工処理、躯体フレームへの取り付けなどを実演。参加者は工法や注意事項の説明を受けながら、職人の技術を見学した。
団地内にある塗装業のミズヌマの見学も行った。見学終了後、ホテルバーデンで意見交換した。