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2019.10.18
調査委が現地調査/堤防決壊の須賀川市浜尾
東北地方整備局は、台風19号の大雨によって須賀川市浜尾地区で発生した堤防の決壊について、被災原因分析や再発防止のための堤防復旧工法などを検討し、専門的な指導・助言を行う阿武隈川上流堤防調査委員会(委員長=髙橋迪夫日本大学名誉教授・河川工学)を設置し、16日に現地調査を行った。
浜尾地区は、阿武隈川左岸で浜尾遊水地の下流側。遊水地本体は無事だったが、遊水地を囲んでいる水路からの雨水を阿武隈川に排水するとともに逆流を防止するための「浜尾第2樋門」を含む約50mにわたって堤防が決壊した。
髙橋委員長ら5人が現地の状況を確認、把握するため目視による現地調査を行った。調査後、髙橋委員長は「正直驚いた。原因については現時点では分からないが、平成の大改修の計画降水量を上回った。年間降雨量の4分の1が24時間以内に降ってしまった」と述べた。また「遊水地の規模など、将来的には気候変動に対応した多面的な防災対策を考えなければならない」とも語った。今後も調査などを継続し、早急に再発防止策などをまとめる。
浜尾地区は、阿武隈川左岸で浜尾遊水地の下流側。遊水地本体は無事だったが、遊水地を囲んでいる水路からの雨水を阿武隈川に排水するとともに逆流を防止するための「浜尾第2樋門」を含む約50mにわたって堤防が決壊した。
髙橋委員長ら5人が現地の状況を確認、把握するため目視による現地調査を行った。調査後、髙橋委員長は「正直驚いた。原因については現時点では分からないが、平成の大改修の計画降水量を上回った。年間降雨量の4分の1が24時間以内に降ってしまった」と述べた。また「遊水地の規模など、将来的には気候変動に対応した多面的な防災対策を考えなければならない」とも語った。今後も調査などを継続し、早急に再発防止策などをまとめる。
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