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2019.06.26
30日までビッグアイで個展/郡山市の松隈さん

松隈さんは建築家を志して、県立安積女子高校(現・安積黎明高校)から武蔵野美術大学造形学部建築科を卒業。1981年に実家でもある同事務所に入社し、県建築士会女性委員会委員長や日本建築士会連合会東北ブロック女性建築士連絡協議会長などを務め、女性建築士の地位向上に力を尽くしてきた。また絵画愛好家団体のチャーチル会郡山には35年間在籍、現在は同会幹事長も務めており、年2回の絵画展には毎回出展している。
今回は70歳を記念した個展で、油彩画を勉強していた1984年に初めて描いた自画像から、東日本大震災の被災地を描いた「鎮魂」や「ひまわり」「8年目の春」など未発表も含めて新旧作品50点を展示する。
「鎮魂」は、震災から1カ月後、県建築士会員の3人と、いわき市平豊間町にある老人保健施設の被害調査に赴いた際に、津波の被害を受けた集落で見つけた砂にまみれた真珠の首飾りを描いた作品で「3・11以降、普通がある幸せを痛感した」と語り、被災者への祈りと復興への強い思いを込めた。「たくさんの方々との交流を経てたどり着いた70歳。個展は10年ぶりですが、これからも仲間たちと楽しく元気に描き続けていきたい」と話している。
入場は無料。時間は午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。
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