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2019.06.24

復興事業加速化など意見交換/南会津建設と県測協南会支部

南会津建設事務所と県測量設計業協会南会津支部(皆川雅文支部長)の意見交換会‌​が19日、南会津町の丸山館で開かれ、働き方改革など6議題について議論した。
宗像誠也南会津建設事務所長をはじめ幹部職員と、協会から会員各社の代表者など計13人が出席した。宗像所長が「復興・創生期間の終了を見越し、復興事業の加速化が求められている。協議の迅速化に向け取り組む」、皆川支部長が「有意義な意見交換会にしたい」とあいさつした。
働き方改革について、協会から「技術の継承と若手技術者の育成が課題だ。ふくしまME資格等の取得へも積極的に参加し、スキルアップを図っている」とし、県の同改革に向けた取り組みについて意見を求めた。
これに対し、同事務所は①業務の効率化のための「ワンデーレスポンス」②時間外労働を避けるための「ウィークリースタンス」―などを実施していると回答。業務ピーク分散のための「発注時期の平準化」を県と情報共有しつつ進める方針も示した。また災害時の業務について、労働基準法第139条を建設事業者と同様の適用を求める声があった。
このほかに保安林解除申請、4級基準点測量の発注、発注者支援業務の現場対応、特記仕様書の成果品内容などをテーマに意見交換した。
ふくしま建設業振興プラン等や民間資格活用促進(ふくしまMEなど)に係る実施要領、三者協議の活用に関して情報交換も行った。


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