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2019.05.22
新消防庁舎が上棟、地元産スギで木質化/南会津広域圏組合

式には、同組合管理者の星學下郷町長や濱尾博文エーユーエム構造設計社長、村上昇村上設計事務所社長、大桃一浩大桃建設工業社長ら31人が出席した。星町長が「南会津地域の防災中継拠点となる施設だ。皆の技術を結集し、地域に誇れる庁舎にしてほしい」とあいさつ。大桃社長が「南会津地域でもこれ以上ない規模の工事。今後も百人単位で働く作業員の安全に配慮し工事を進める」と述べ、槌打ちや餅まきなどを行い棟上げまでの無事完了を祝うとともに今後の安全を祈願した。
建設する施設は、鉄骨ラーメン構造の3階建て。延べ床面積は2985・38平方㍍。地元産スギの間伐材を活用し、床部分にCLTを採用することで軽量化やコストダウンを図る。このほか壁部分にWOOD・ALCや縦ログ工法を施し、天井部分に「木現し」を用いることで木質化する。
同庁舎完成後には、1974年築の現庁舎を解体し、倉庫と訓練棟を整備する。工期は22カ月。建築は大桃建設工業・金子建設工業・東邦土建工業JV、電気設備は阿久津電気工事・阿部電機JV、機械設備は光和設備工業所・会津ガスJVが担当する。設計は県建築設計協同組合(担当=村上設計事務所・エーユーエム構造設計共同企業体)。
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