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2019.04.24
崩落の石垣修復完了/白河市の小峰城

崩落した石垣は総延長約160㍍、面積約1500平方㍍。修復工事は漆喰壁と瓦の落下、柱材亀裂などの被害を受けた三重櫓や前御門の修復も含め、2011年12月から行っていた。
江戸時代の石垣構築方法を基本に修復し、表面に見える築石の背面に厚さ約1㍍の栗石(川原石)層を設け、その背面を盛土で支える構造。崩落した石材を再利用するため、1石ごとに番号を付け、崩落前の写真等を参考に元の位置に積み直した。石材位置が不明なものや破損した部分は、同じ材質の石を崩落前の形状に加工して使用した。
修復個所は、本丸南面、本丸西面、本丸北面、竹之丸南面(東)、同(西)、帯曲輪北面、搦手門跡、月見櫓跡など。このほか石垣にはらみや目地の開き等の変形が生じた①清水門跡②帯曲輪門跡③帯曲輪西面④雪見櫓跡⑤藤門跡⑥東側丘陵部も修復した。施工は鹿島・鈴木特定JVら。
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