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2018.12.11

福島、二本松工業で出前講座/建築業界の魅力を伝える

県建築士事務所協会県北支部青年部は7日、福島市の福島工業高校で出前講座を行った。建築科1年生約40人が出席。内山勇二部会長は協会の役割について説明しながら「次世代の技術者を育成していくこともわれわれの役目。今後の進路の参考にしてほしい」とあいさつした。
講座は「建築の仕事と業種」と題し2部構成。1部は「建設業と建築士」と題して、神康晴菅野建設営業部課長が建設関係のさまざまな業種や工事の工程について説明した。建築士の業務における意匠設計を斎藤良治大野建築設計事務所専務取締役、構造設計を造建築事務所の菅原高志氏、積算業務を田中宏幸田中建築設計事務所専務取締役が解説した。
2部では「建築関連の業種」をテーマに、荻野誠也オギノ代表取締役、鈴木一成広栄電設統括管理部長、大橋学第一温調工業主任、大橋広明日東物産代表取締役、吉川隆一福島ネオ工業専務取締役、遠藤利通HEAT代表取締役社長、渡辺仁新広建設常務取締役が、それぞれの業種による工事の違いや施工事例などを説明した。生徒代表は「貴重な話が聞けて良かった。将来に生かして頑張ります」とお礼を述べた。
二本松市の県立二本松工業高校では、石橋建設工業(本宮市)が7日、都市システム科生徒77人を対象に出前授業を行った。建設業の意義や役割、今後の方向性や最新技術などについて解説し、若者らに業界が持つ可能性や魅力を伝えた。
同社の石橋宏章専務、安部芳則常務、菊地大誠技師捕、協力会社のガイアートから浜崎あいみ東北支店工事部副部長が講師を務めた。
石橋専務が「建設業は魅力にあふれ、世の中に無くてはならない産業。冬休みを間近に控えたこの時期に、進路を具体的に考える一助としてほしい」とあいさつ。建設業が持つ社会的意義や仕事内容、同社の理念、社会貢献などについて説明した。インフラ整備や建築による社会活動基盤の構築で、人々の安心安全な生活を支えていると述べ、同社の施工事例を紹介した。
※福島工業高校の出前講座


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