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2018.10.15
揚津地すべり現場見学/技術向上へ県農業土木研究会

会員の技術向上が目的で、会津農林事務所や、地下水を排出するための集水井設置工事を担当する庄建技術の協力を得て開催。会員28人が参加した。同市の高郷総合支所で開いた事業概要説明会で、荒井会長が「4月に発生した地すべり現場の現況と今後の展望を学ぶ。これからの技術向上へとつなげてほしい」とあいさつした。
会津農林事務所の小久保和秀農村整備部長が、4月の地すべり発生から現在に至るまでの経緯を時系列に沿って説明。地下水位の上昇を抑える集水井設置などの効果から、地すべりはほぼ停止している現状を示した。また発生場所の地質や発生素因、現場に設置された監視・計測機器および地下水排除等の対策について説明した。地すべり現場の見学では庄建技術の現場担当者が、現在行っている工事の概要や集水井、作業体制などについて説明した。
現在実施している集水井、集水ボーリングの対策工事は年内完成を目指しているが、今後、さらなる対策として集水井や集水ボーリングを追加するほか、流路工などの工事を実施することで地すべりの沈静化を図る。また現在う回路として利用されている県道などでは、喜多方建設事務所の発注で安全対策工事を行う見通しだ。
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