福島建設工業新聞社

県建設業協会と福島建設工業新聞社は共催で2日、福島市のコラッセふくしまで記念講演会「生命・財産をどう守るか～大規模災害への対策～」を開いた。内閣官房参与の藤井聡京都大学大学院教授が「インフラ投資が、地域を救う」と題して講演し、社会資本整備や建設業の重要性について解説した。約280人が聴講した。
県建設業協会創立70周年、福島建設工業新聞社創刊50周年の記念事業として、公共事業の必要性・重要性を広く県民に理解してもらおうと企画した。東日本建設業保証福島支店の協賛、東北地方整備局福島河川国道事務所、県、県建設産業団体連合会などの後援。
藤井教授は、近年の災害発生状況を紹介し、想定外の災害にも対応できる防災体制づくりが必要と説明。高速交通網整備の必要性についても言及し、インフラへ投資が経済発展に不可欠と述べた。