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2018.06.13

全国目指し117人が火花/溶接の技競う、福島で大会

県溶接協会(伊藤賢一会長)主催(13市共催)の第64回県溶接技術競技会‌=写真=​は、28社117人が参加して9日、福島市の福島職業能力開発促進センター(ポリテクセンター福島)で開かれ、参加した選手がアーク、半自動、ティグ溶接の3種目で日ごろ培った技術を競い合った。アーク、半自動溶接の最優秀者は、10月に山口市で開かれる全国大会に、県代表として派遣される。
初めに競技会会長の伊藤会長が「日ごろ鍛えた腕と練習で磨いた技を存分に発揮し、課題に果敢にチャレンジ。入賞を目指して大いに頑張ってほしい」とあいさつ。来賓の砂子田統夫福島市産業創出推進室長、永野朝子福島職業能力開発促進センター所長が「この大会が溶接技術向上の礎となるよう願う」と選手を激励した。
競技審査委員長の鈴木茂和福島工業高等専門学校機械システム工学科准教授が競技上の注意点を説明。選手を代表して、東開工業の鈴木健さんが「培った技能をこの場で目いっぱい発揮し、正々堂々競技します」と宣誓した。
今大会には、アーク溶接18人、半自動溶接84人、ティグ溶接15人がエントリーした。今後審査を経て入賞者を決定。9月14日に表彰式を行う。


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