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2018.02.20

福島商工会議所/市長へ要望書を提出/ビジョン実現へ課題解決求める

福島商工会議所(渡邊博美会頭)は14日、福島市に対し、市の復興・創生に向けた要望活動を行った。渡邊会頭らが市役所を訪れ、木幡浩市長に要望書を提出した。
同会議所は29年度の創立100周年を機に、10年後の市のあるべき姿を明確にした「ふくしま将来ビジョン」、および実現に向けた具体的な取り組みのためのアクションプランを策定。今後同プランに基づき各種事業を推進するため、市へ喫緊の課題解決へ向けた取り組みをなど求めた。
要望内容は①福島駅周辺を核とする中心市街地の活性化②市の都市形成およびまちづくりの推進③中小企業支援策の充実④観光振興および交流人口拡大策の推進―の4点。
市役所には渡邊会頭、後藤忠久副会頭、伊藤信弘復興・創生委員長、石井浩専務理事、日下部之彦総合企画部長らが訪れ、木幡市長らに要望内容などを説明した。
渡邊会頭は「要望は、市長のモットーである『スピードと実行』『開かれた市政』にも合致する。今後の施政の参考にされつつ、取り組みにご協力をいただきたい」とあいさつ。木幡市長は「震災からほどなく10年が経過する今が、市の活性化を実現する最大かつ最後のチャンス。駅前のにぎわいづくりや企業の生産活動の支援など、時間軸を意識して取り組みを進めたい」と述べた。


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