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2018.02.01

郡山北工業 高校建築科/30人が学科試験合格/2級建築施工管理技術検定

昨年11月に行われた2級建築施工管理技術検定学科試験で、県立郡山北工業高等学校(澁谷栄一校長)の建築科3年生が、合格者30人・合格率75%の好成績を収めた。
同資格は、建設業法に基づく国家試験で、高度で専門的な知識が必要とされる。全国の高校生の合格率で約30%、社会人を含めた合格率でも約40%の難関試験。生徒たちは課外時間を利用して、過去問など用いて積極的に試験対策に努めた。また先生たちも、問題傾向を分析するなどして生徒たちを支援した。今回は40人が受験し合格者30人と前年度合格者の28人を上回った。合格した生徒たちは今後、実務経験を経て実地試験を受験し、2級建築施工管理技士を目指す。
合格者の水野瑠也さんは「試験前の期間は、問題集に毎日1時間以上は取り組むようにしていた。合格できて安心した。家族も喜んでくれた。これからは現場監督を目指して頑張っていきたい」と話した。
同校建築科の福田俊彦教諭は「郡山北工業高校の生徒たちはモチベーションも高く、互いに励まし合う姿勢なども見受けられ、指導のしがいがある」と、生徒たちをたたえるとともに、生徒たちの試験会場までの交通費を支援する、県建設業協会の「若年者入職資格取得支援事業」に対し、「生徒たちが安心して勉強に取り組めるので、合格率向上に大きくつながっている」と述べた。


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