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2017.11.10

新技術発表会in福島/NETIS技術を紹介

福島建設工業新聞社主催の第2回新技術発表会2017in福島が8日、福島市の県建設センターで開かれた。関連メーカー7社が国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)登録の新工法などを披露。高い安全性や簡易な操作、コストの削減、環境負荷の低減などのメリットを発揮する先端技術を紹介した。県、県建設産業団体連合会、県建設業協会、県測量設計業協会の後援。
国や県、県内外の建設、建設コンサルタント会社などから約100人が参加した。
ラバファルト㈱は、フィラー入り特殊アスファルトの塗布により、中規模の舗装破損部分を打ち換えなしで補修・延命できる「クラック抑制ラバファルト塗膜工法」を紹介。協同組合Masters地盤環境事業部会土留部材引抜同時充填工法研究会は、仮設工で使用した鋼矢板やH鋼などの土留部材を引き抜きながら充填剤を注入し、地盤への負担を軽減する工法を説明した。
日綜産業㈱は、先行床施工で安全な組み立てが可能で、無段差無隙間の快適な作業空間が確保できるフロア型システム吊足場「クイックデッキ」。㈱早水組は、汚濁発生や環境への負荷を抑え、効率的で優れた機動性を持つ高濃度浚渫システム「真空吸引圧送浚渫工法」について解説した。
太洋基礎工業㈱は、リバースボルトパネル(RBP)と鉄筋挿入工の組み合わせで、狭あいな土地や構造物に面した切土個所の保護などに適した「RPBウォール工法」。㈱アシストユウは、360度操作が可能でAIによる画像なども可能な移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」の特徴を説明した。㈱高洋商会は、コンクリート打設時の充填不良や、配設した鉄筋の状態が簡単に確認できる透明樹脂製型枠「ミエールフォーム」を紹介した。
NETIS登録工法を紹介した発表会


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