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2017.03.29

いわき市/常磐開発らに感謝状/21世紀の森屋内多目的広場

いわき市が災害発生時の拠点施設として21世紀の森公園内に整備を進めてきた「屋内多目的広場」が完成し27日、市内常磐水野谷町地内の現地で落成式が行われた。
関係者約80人が出席。清水敏男市長が「施設の完成により、防災機能が強化され、市民の安心、安全な暮らしがさらに向上することを期待する」と式辞を述べ、施工した高木純一常磐開発社長、渡辺大輔渡辺組社長ら工事関係者らに感謝状を贈った。吉野正芳衆議院議員、西丸武進県議会議員、菅波健市議会議長らが祝辞を寄せた。
清水市長、高木桂一市都市建設部長、高木社長らがくす玉を割って施設の完成を祝った。
同公園は、地域防災計画で広域避難場所に位置付けられ、防災公園としての整備が進められており、東日本大震災時は避難所や自衛隊の宿営地になるなど、防災活動拠点として重要な役割を果たした。
屋内多目的広場は、同公園中心部に当たるセンターゾーンの約1・2㌶にS造平屋3346平方㍍の規模で整備した。床面を人工芝張りとし、通常時は全天候型の屋内運動場としてゲートボールやフットサル、テニスなどに利用する。災害時には市全域の救援物資の中継分配所としての機能を果たす。施設内には運動室(約3000平方㍍)、管理室、ロビー、更衣室、シャワー室、トイレ、収納倉庫などを設けた。
基本・実施設計は梓設計、建築は常磐開発・渡辺組JV、電気設備は三浦電気工事、機械設備は三共設備。


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