福島建設工業新聞社

県立会津工業高校(二瓶賢一校長)建築インテリア科の3年生26人(男子18人、女子8人)が、今年度の2級建築施工管理技術検定試験(学科)に合格した。クラスの生徒40人のうち39人が受検し、合格率は66・7%。これまで最多だった26年度の14人を大幅に上回り、過去最高の実績となった。
同科では、入学後1年次から同資格取得のための授業を行い、3年次には「建築施工」「建築計画」「建築法規」「建築構造設計」を中心に勉強。放課後の課外授業も含め過去問題を解く練習を繰り返し、今回その成果が実った。
2級施工管理技士は、営業所の専任技術者および建設現場の主任技術者になるために必要な資格。今回学科に合格した生徒らは、3年以上の実務経験を経て実地試験を受けることになる。
生徒の木村雅哉君(さいたま市の八生建設に内定)は「日本一の現場監督になりたい」、杉原陸斗君(会津土建に内定)は「在学中に合格しようと、苦しかったがやり遂げることができた」と述べた。