福島建設工業新聞社

県造園建設業協会(諸井道雄会長)は8日、須賀川市の県ものづくり支援センターで、造園技能士1・2級技能検定試験に伴う予備講習会を開いた。受験予定の1級16人、2級19人が参加し、全員合格を目指し、本番さながらの緊張感を漂わせながら講習に臨んだ。
講習は本試験と同じ1級が「建仁寺垣」作成と飛石敷設、植栽、2級が「四ツ目垣」作成、飛石敷設、植栽、実技(製作等作業試験)と1・2級の判断等試験(要素試験)。受講者は講師のアドバイスを受けながら、材料の選び方から加工と作業手順、作庭での留意点や施工のポイントなどについて指導を受けた。
本試験は1級22人、2級25人が受験予定で、8月30日から9月2日までの3日間、同支援センターを会場に行われる。同協会青年部では8月19日に、検定直前講習も予定している。3級試験は今月20日に福島市の上原職業訓練所、21・22日に同支援センターで行われる。