トピックス

2015.09.30

架橋50周年で式典/福島市・天神橋

県庁近隣の阿武隈川にかかる天神橋が、昭和39年10月の架橋から50年が過ぎたことから27日、同橋左岸のFTVカルチャーセンターで記念式典が行われた。主催の後藤忠久福島の城下まちづくり協議会長は「地域の象徴であり、重要な交通の動脈。天神橋の果たしてきた役割に感謝したい」とあいさつ。菊田秀之福島市交通政策課長、栗田外美東北地方整備局福島河川国道事務所伏黒出張所長らも祝辞を寄せた。
公募により決定した架橋年生まれの4人を交え近隣住民らが天神橋を渡り、橋の歴史を感じ未来を祈った。また左岸県庁側に設置された説明道標の除幕も行われた。式典後は御倉邸に移り、福島市史編さん室の柴田俊彰氏が「天神橋界隈の歴史~天神河岸、天神渡そして天神橋」と題して歴史講演を行った。
一帯は江戸時代から舟運が盛んで「天神の渡し」が右岸の渡利地区と左岸の御倉町付近をつないでいた。昭和8年に同橋を含む荒町小倉寺線が市都市計画決定。21年には当時の渡利村が福島市に合併する際に架橋を条件付けたこともあり、31年の市福島都市計画5カ年計画事業に位置付けられた。
36年に第1期工事として右岸橋台と渡利側取り付け道路に入り3年の事業計画だったが、補助金の削減や地価の急騰で完成は39年9月にずれ込んだ。同10月3日の竣功祝賀は市や市商店街連合会による提灯パレード、鼓笛隊もあり市民5000人が参加したという。ゲルバー鋼箱型桁橋で橋長206㍍、幅員12㍍。橋梁には水道管、電らん管、ガス管も通る。


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧