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2022.09.28
事務所協県北支部が公開セミナー

河野支部長は「次世代を担う学生からも多数参加してもらった。講演から多くのことを学び、モチベーションを高めてほしい」とあいさつした。
宮城県を中心に活躍する建築家の齋藤和哉氏が講演。齋藤氏は「あいまいな境界」と題し、生まれ育った宮城県仙台市の市街地が、広瀬川等を境に終わることに気付き、さまざまな物事の「境目」について考えるようになったと述べ、設計に携わった建築作品について解説した。
仙台市太白区八木山、同諏訪町、宮城野区の各住宅は、意図的に間取りを開放的にすることや、階段をもう一つの外部空間と位置付けて設計することで、内と外の境界をあいまいにした。
代表作の「金蛇水神社外苑 SandoTerrace」(宮城県岩沼市)は「道のような建築、建築のような道」がテーマ。既存の神社の休憩所を改修してテラスを設置し、間の空間を駐車場と神社の境内をつなぐ参道とした。地元企業とのコラボ商品を販売するスペースも設け、「地方にある神社の再生や生き残るための道しるべを目指した」と説明した。
会場では同協会会員企業を紹介するリクルート情報コーナーを設けたほか、建物の維持管理、法律についての相談会も開催した。
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