福島建設工業新聞社

県政の伸展や産業の振興などに貢献、顕著な功績を挙げた人、団体をたたえる各種功労者の知事表彰式が18日、福島市の杉妻会館で行われ、内堀知事から受賞者一人ひとりに賞状が贈られた。
5月3日の憲法記念日にちなみ、県民の模範となる各界の功労者を知事名で表彰している。今年度は58人、3団体が受賞。建設産業関係では建設産業功労により前県土地改良建設協会長の栁沼秀徳氏、県建築士事務所協会副会長の堀井勝典氏、商工功労により県環境整備協同組合連合会長の岡光義氏が表彰を受けた。
内堀知事が「長年にわたりそれぞれの分野で精励、幾多の困難や労苦を乗り越え、本県の発展を導いた県民の鏡」と式辞を述べ「震災、原発事故からの復興が着実に進んでいる一方で、新型感染症や度重なる災害など課題はなお多いが、県は復興と地方創生にしっかりと取り組む。受賞者にはその豊かな経験と優れた識見で、本県復興と創生に一層の力添えを願いたい」と呼びかけた。