福島建設工業新聞社

南相馬市復興事業協同組合(石川俊幸理事長)は24日、創立10周年記念事業の一環として原町区の北泉海浜総合公園内のメモリアルパークで植樹活動‌を行った。
石川理事長、後藤英之、佐藤篤司、石川俊副理事長ら組合員12人が参加。石川理事長が「多くの人々が憩いを求めて来園する場。景観形成の一助となってほしい」とあいさつし、タイサンボクの成木3本を植樹した。
北泉海浜総合公園は、東日本大震災の津波被災で、2014年度末に災害復旧工事に着手。18年3月末に丘陵地エリア、花の広場、海水浴場、多目的広場などの既存施設整備が完了した。
メモリアルパークは、犠牲者への追悼と鎮魂、震災の記憶と教訓を伝承し、防災意識の向上を図ることを目的に、19年度から整備を行い、20年度末に供用開始した。敷地内にはメモリアル広場(モニュメント、記念碑)、多目的広場、駐車場などを備える。