福島建設工業新聞社

ハローワーク福島は12日、福島市本内の福島高等職業訓練校で、初となる建設業の仕事の見学体験会を開いた。福島職業訓練技能協会の共催。
人材が不足する職人の仕事を体験することで興味を深めてもらい、就業へとつなげてもらおうと実施。一般求職者や高校生ら7人が参加した。開会式ではハローワーク福島の金澤博子専門援助部門統括職業指導官が「建物を形作る職人は社会的にも重要な役割を担う。仕事の雰囲気に触れることで職業選択の一助としてほしい」とあいさつ。福島共同高等職業訓練校の大橋敏博事務局長が同校の訓練科目や受講内容について説明した。
参加者は木造建築、左官・タイル施工、建築塗装、建築板金、畳の各科の授業や製作物を見学。興味のある学科を選んで授業に参加し、指導員の指示の下で実際に製作体験などを行った。