福島建設工業新聞社

小中学校の新学期を前に、県北建設事務所は管理道路の安全確保のため、凍結した路面の解消作業を進めており、8日には福島市瀬上地内の約1kmで作業を行った。
同事務所管内では昨年末からの除雪能力を超える大雪や気温低下により、除雪作業が難航。雪が溶けずに凍結し、車両の走行に支障が出ていたことから重機による砕氷、排雪を行った。同事務所によると、市内の排雪作業は記録的な豪雪となった2014年2月以来で約8年ぶり。
同事務所ではこのほか今週中の完了を目標に①吾妻土湯裏磐梯線(高湯街道)②上名倉飯坂伊達線(フルーツライン)③福島飯坂・庭坂福島線④中野サカイチ町・穴原十綱線⑤飯坂瀬ノ上線で作業に当たる。
作業には同事務所と除雪委託業務を契約している22社が要請を受けて出動する。