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2021.12.22

吾妻中で土砂災出前講座/福島河川国道事務所

東北地方整備局福島河川国道事務所は17日、福島市の吾妻中学校で火山の仕組みや土砂災害についての出前講座を開いた。模型による実験などを通じ、生徒らに噴火・土砂災害の脅威や、身近な火山と共存するための防災の重要性を伝えた。
吾妻山の噴火を想定した同校の避難訓練に合わせて実施。1、2年生約140人が出席した。佐藤公磐梯山噴火記念館長は「吾妻火山と私たち」のタイトルで講演し、火山活動で受ける自然の恩恵や近年の噴火による災害例を説明。吾妻山の火山防災マップを基に、緊急時に被害を最小限に抑えるための日頃の備えが大切だと述べた。
同事務所の三浦英晃調査第1課専門調査官は校舎の中庭に設置した模型を使い、土石流の被害を抑える砂防えん堤の役割、効果を解説した。


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