福島建設工業新聞社

県採石業協会(猪狩満会長)は8日、郡山市の郡山商工会議所で管理者の技能向上と労働災害防止に向けた研修会を開き、採石業での事業承継や、持続的な作業環境改善について理解を深めた。
70人が参加。猪狩会長が「安全教育訓練を通し、事故防止につなげていきたい」とあいさつした。渡部敏普県商工労働部企業立地課主査が、災害発生時の連絡体制や岩石採取場での事故防止対策について説明した。
福島働き方改革支援センターアドバイザーで社会保険労務士の丹治正夫氏が、長時間労働の是正をはじめとした働き方改革について話題提供し、村田健司日本工機白河製造所参事が、発破作業時の岩盤変化への留意点を紹介した。