福島建設工業新聞社

相双建設事務所は21日、南相馬市原町区の石神第二小学校で「豪雨から子どもの命を守る出前講座」‌を行った。
4、5年生児童84人が受講した。同事務所管理課職員3人と県砂防ボランティア協会会員4人が講師を務めた。
芳賀斗也同事務所企画管理部管理課技師が、大雨で発生する災害として、洪水や土石流、がけ崩れ、地すべりなどを動画やスライドを使って解説。災害発生時の避難方法や避難場所を確認するなど、日ごろからの備えや心構えが重要だと話した。
講師らが模型を使って災害のメカニズム、河川で遊ぶ際の注意点や気象変化に伴う水位上昇などの危険性、洪水、土砂災害の現象や前触れ、学校や家の周りの危険性がある場所などについて説明した。