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2021.09.17

建設関係3社ユースエール認定

福島労働局は14日、福島市の福島合同庁舎で、建設相互測地社(安孫子健一社長)、光栄電気通信工業(鴫原健太郎社長)、シンク(高橋正法社長)にユースエール認定企業の認定通知書を交付した。
ユースエール認定制度は、離職率や有給休暇取得実績等が一定の水準を満たすなど、若者の雇用管理状況が優良な中小企業を厚生労働大臣が認定するもの。認定企業は採用、育成に積極的な企業として、重点的なPRなどの支援を受けることができる。県内の認定企業は50社(8月31日現在)。
建設相互測地社は、社員に社内勉強会や講習会への積極的な参加を促し、資格取得を推奨。講習費等を全額負担するなど、研さんの場の確保に力を入れている。有給休暇は時間単位での取得ができるようにし、休暇の取りやすい環境を整備。繁忙期以外は社員全体で定時退社を心掛け、時間外労働時間の削減に努めている。有給休暇の年平均取得実績は13日、所定外労働時間の月平均は14.9時間を達成している。
光栄電気通信工業は、入社時にキャリアプランを策定、共有し、従業員全体のスキルアップを図っている。IoT技術も活用し、スマートフォンでの情報共有や、現場とのテレビ電話による技術相談など、未経験でもチャレンジしやすい環境を整えている。有給休暇の年平均取得実績は11.8日、所定外労働時間月平均11.2時間、新卒者等定着率は100%(過去3年間)を達成している。


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