福島建設工業新聞社

いわき市空家等対策協議会(委員長=清水敏男市長)の第14回会合‌​は30日、市役所で開かれ、新たに5件を特定空家等として認定すべきとする意見をまとめた。
同協議会は①空家等対策計画の策定②特定空家等の認定③認定した特定空家等に対する措置方針等の協議などを目的に2016年度に設置。市ではこれまでに104件の空家を特定空家等として認定している。
前回認定した特定空家11件の対応状況を報告した。特定空家の対応状況報告では、改善完了した34件のうち3件で樹木伐採を実施したほか、31件で建物の除却・解体を行った。除却・解体のうち18件で補助制度を活用した。
未改善70件のうち7件が改善予定で、8件が所有者等調査を実施中。また指導・助言32件、勧告にかかる事前通知11件などの措置を行った。