福島建設工業新聞社

東北地方整備局磐城国道事務所事故防止対策委員会相双地区分会は21日、管内安全パトロールを行った。
同事務所職員、相双地区の直轄工事を施工する各社の現場代理人ら19人が参加した。工藤守同事務所相馬出張所長が「事故防止や作業員の健康確保に加え、新型コロナウイルスによる現場の感染予防対策などにも配慮が必要。パトロールで得た改善点や意見をしっかり理解し、意識を高めて労災撲滅に努めてほしい」とあいさつした。
パトロールは、相馬西道路整備関連で、相馬市山上ほか地内で行われている磐城地区改良舗装工事(施工=葛麗)の現場を巡回した。現場代理人から施工状況、安全管理体制などの説明を受け、参加者はチェックリストを基に安全点検を行った。
パトロール終了後、道の駅そうま体験実習館で検討会を開き、現場での注意点や課題、安全管理体制など、労災事故防止のポイントについて意見を交換した。