福島建設工業新聞社

全国仮設安全事業協同組合(ACCESS・本部=東京都中央区、小野辰雄理事長)は2日、福島市のポリテクセンター福島で、足場からの墜落・転落災害防止対策説明会‌​を開いた。厚生労働省の受託事業で全国土木施工管理技士会連合会、日本建築士会連合会のCPDS、CPD認定講習会。
県内の建設事業者などから29人が受講した。同組合東北支部の船木政秋専任講師が、足場からの墜落・転落防止総合推進対策要綱、手すり先行工法等に関するガイドライン、墜落・転落防止対策等に関する改正労働安全衛生規則などについて講義。事故の防止に向け、効果的な対策や注意すべき点検項目、関係規則類を示した。
同組合は建設業における死亡災害の約4割を占める墜落・転落事故の防止を目的に、東北地方の各地で説明会を開いている。今月16日には山形県鶴岡市、30日には秋田県潟上市でも開催する。