福島建設工業新聞社

郡山市は11日、尾田栄章尾田組会長(本社=奈良県奈良市)に、市河川行政アドバイザーの委嘱状を交付した。昨年の台風19号で被害を受けた阿武隈川の治水対策など、市と連携して河川の課題解決を図っていく。
交付式‌​はテレビ会議システムを使って行われ、品川萬里市長、小浪尊宏東北地方整備局福島河川国道事務所長、尾田会長が出席。品川市長が「河川をより良いものにしていくため、尾田会長の知見をお借りしたい」とあいさつ。尾田会長が「再び阿武隈川に携わることができ、うれしく思っている」と述べた。
尾田会長はこれまでに、阿武隈川の計画策定、河川法改正の主導、第3回世界水フォーラムの事務局長などを経験している。