福島建設工業新聞社

伊達市と梁川地区河川改修事業推進協議会(渡邊武会長)は3日、県に対し、台風19号災害に伴う河川改修や立地企業への公的支援に関する要望活動を行った。
河川改修関連では、梁川地区の中心部で氾濫し、大きな被害をもたらした塩野川の改良復旧の方針とスケジュールの早期提示、伝樋川の未改修区間の整備推進と、遊水地など事業計画、スケジュールの提示を要望。立地企業関連では、グループ補助金対象外の大企業に対する、災害復旧や防水対策工事への支援を求めた。
須田博行市長、渡邊会長らが県庁を訪れ、井出孝利副知事に要望書を手渡した。井出副知事は「国と連携して堤防のかさ上げや浚渫などを迅速に行い、遊水地整備の検討も進めていく」と答えた。
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