福島建設工業新聞社

環境省福島地方環境事務所作業適正化・安全対策等協議会は4日、福島市のラコパふくしまで、今年度優良受注者表彰式を行い、無事故無災害の達成や地域に寄り添った施工、業務履行をたたえた。
協議会を構成する同事務所の職員や受注者ら約130人が出席した。協議会長を務める室石泰弘福島地方環境事務所長は「受賞5者は他の模範。除去土壌輸送など復興事業がピークを迎えているが、地元との信頼を構築して、工事や業務を円滑に進めてほしい」とあいさつ。受賞者一人ひとりに表彰状を手渡した。
表彰式後には講話会を開き、県警察本部、自動車安全運転センター福島事務所、福島労働局の担当者らが、犯罪防止や交通安全、労働災害防止対策を説明した。人材育成コンサルタントのふくだ友子氏は、事故防止のためのコミュニケーションの取り方や、モチベーションを上げる話し方について解説した。
受賞者、業務名は次の通り。
◆安全管理部門▽伊藤工務店=29年度双葉町汚染廃棄物対策地域における被災建物等解体撤去等工事(その2)▽三菱・大林・東亜共同企業体=30年度開閉所一般廃棄物処理施設(焼却施設)乾燥設備製作等工事◆地域貢献部門▽アイワビルド=29年度葛尾村汚染廃棄物対策地域における被災建物等解体撤去等工事▽恵和興業=30年度対策地域内廃棄物(がれき類混合物等)処分等業務(単価契約)▽前田・奥村・鴻池特定建設工事共同企業体=28年度中間貯蔵施設の土壌貯蔵施設等工事(双葉町)
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