福島建設工業新聞社

福島市のこむこむ館は29日、「夢の屋根大作戦」と題し、同館屋根等改修工事で使用する部材に、子どもたちが夢などを書き込むイベントを実施した。
企業の技術や活動が、どのように社会に生かされているかを体感してもらうワークショップ「夢のたねコンソーシアム事業」の一環として実施。今回は市内を中心に計129人が参加し、改修を機に、普段から利用している愛着のある施設に思いを詰め込んだ。
施工を担当する亀谷建設が協力。屋根と天井の間に設置する断熱パネルに、親子で協力して油性ペンで将来の夢やイラスト、メッセージなどを書き込んだ。
同館では現在、抜本的な漏水対策として、ガラス屋根約950㎡をアルミ製瓦棒葺屋根に改修する工事を進めている。工期2026年12月28日。