福島建設工業新聞社

今年度ふくしま健康経営優良事業所表彰式が25日、福島市のエルティで行われ、知事賞の藤建技術設計センター(青砥利一社長)、福島民報社賞の富士電業社(渡辺智夫社長)、福島民友新聞社賞の松本建設工業(松本新太郎社長)の各代表者に内堀知事らが賞状と記念品を手渡した。
内堀知事はあいさつで「健康経営は企業の活力と生産性の向上に加え、社会的評価やイメージアップにつながる。受賞者の取り組みは他の模範となる素晴らしいもの」とたたえた。
表彰式後に行われた歓談で青砥社長は「社員に長く健康で働いてほしいという強い思いから、健康への意識を高めてもらおうと今回の取り組みに至った」とし、「取り組みにより社内全体が明るくなった。働く意欲を高めるため、今後も健康経営を継続していきたい」と述べた。
松本社長は健康経営の取り組みによって「ベテラン社員の健康意識が強くなり、若手にも波及している。今後も時代の変化に合わせ、毎年度目標を掲げて取り組みを続ける」、渡辺社長は「健康診断の結果で目標を立ててもらい、健康に対する意識が高まった。現場内で他業種の方とも健康について話し合えるような環境を目指す」と語った。