福島建設工業新聞社

県土木部は15日、いわき市の小名浜道路起点部近くの工事現場で、同市立藤原小学校の児童を対象にした見学会を開いた。
将来の担い手確保に向けた取り組みで、建設業に対する理解を深め、興味や関心を持ってもらおうと実施。道路改良、橋梁上部工の現場見学と体験学習を行った。
5年生27人が参加。吉田航太いわき建設事務所事業部小名浜道路課主査が、同道路の整備目的や工事の進捗状況などを説明した。
体験学習は、福浜大一・三崎・吉多美JVが担当する改良工事の現場代理人を務める武田直之福浜大一建設土木部副部長、矢田工業が行っている一町田1号橋上部工工事現場代理人の諸橋睦工務部課長らの指導の下、鉄筋の結束や重機搭乗、測量体験を行った。
砂の移動競争は、児童とバックホウが対戦。数人掛かりで挑んだが重機が勝ち、児童はその作業スピードに驚きの声を上げていた。