福島建設工業新聞社

県が伊達市梁川町で行った「県北都市計画道路3・4・604号中央線ほか1線整備事業」が、全国街路事業促進協議会主催の第36回全国街路事業コンクールで優秀賞を受賞した。
同コンクールは国土交通省の後援。適切な街路事業の推進と整備・技術水準の向上を目的に、街路整備に優れた業績を挙げた自治体等を表彰している。今回は全国の都道府県から推薦を受けた15事業を審査し、7事業が入賞した。
受賞した中央線は伊達市梁川町を南北に縦貫する約600mの道路。「昭和61年(1986年)8.5水害」被害により採択された激甚災害対策緊急事業を機に、県北建設事務所が河川改修とともに拡幅改良を進めた。地元住民らで構成する「川北まちづくりの会」とも連携し、電線地中化等の歴史を生かした景観形成を図るなど、地域と丁寧に協議し事業を進めた点などが評価された。
道路整備工事は2002年に着手。22年度末にすべての工事が完了した。