福島建設工業新聞社

県政の発展、住民福祉向上などに顕著な功績のあった各界の個人、団体をたたえる各種功労者知事表彰式が21日、福島市の杉妻会館で行われ、内堀知事から受賞者一人ひとりに賞状が贈られた。
5月3日の憲法記念日にちなんで毎年行っている表彰。今年度は56人、3団体が受賞した。建設産業関係では、建設産業功労により嵐繁雄県建築設計協同組合副理事長、田村哲朗県建材・専門工事業協同組合副理事長、商工功労により元県石材事業協同組合理事長の佐藤利男船引町商工会長が表彰を受けた。
内堀知事は「各分野で精励し、県政発展を導いたみなさんは全県民のかがみ」とたたえた上で「本県の復興は着実に進む一方、人口減少など多くの困難を抱える。今後も豊かな経験と識見により、復興と地方創生の推進に力添えを願う」と呼び掛けた。
来賓の西山尚利県議会議長は「他の模範となる優れた功績に敬意を表する。魅力あるふくしまの実現には一人ひとりの協力が必要。引き続き、復興創生のけん引役として協力してほしい」と祝辞を寄せた。受賞者を代表して菅野典雄元飯館村長が「多くの協力があっての受賞。決意を新たに、一層精進を重ね、社会に貢献していく」と謝辞を述べた。